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2026年、新年のご挨拶

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あけましておめでとうございます。 2025年は、とても一年とは思えない大変な一年でした。 前半は、10年前にGoogleから26人で独立した Niantic のScopely への事業買収。35億ドルは、ディズニーがスター・ウォーズを買収した金額とほぼ同じ規模です。信じて支えてくれたたくさんの方々のおかげです。改めて感謝したいと思います。また、この動きの中で、進められなくなった案件もあり、ご迷惑をかけた方々もいました。大変申し訳ありませんでした。ご理解いただき感謝しています。 後半は、新会社 Niantic Spatial の立ち上げでした。ジョンやデニスたちと走りながら考える日々で、なんとか形ができてきた年末に振り返るととても半年とは思えない、と感じました。 個人的には、 小島秀夫監督率いる Kojima Production とのパートナーシップ発表 や、日本、 台湾 を訪れてプレーヤーたちと再会し、直接お礼を伝えられたことが嬉しかったです。 5月には、ポケモン社の石原会長とロサンゼルスで会食し、ジョンと直接この10年のお礼ができました。このときジョンが「 "Closing the circle" (石原さんに会って始まったことを、今日、こうして会って節目をつけられるのは、円が閉じるかのようだ)」と言っていたのが印象に残っています。 このとき、石原さんから碁を打てるロボットのことを教えてもらい、早速新会社のために購入して、碁を始めました。初級は勝てるようになりました! 大阪関西万博や、 東京大学 、 東京都歴史文化財団 など、さまざまな場所で講演する機会をいただきました。ご招待いただき、ありがとうございました。 TED AI Signals では、元Googleで一緒に働き、オバマ政権の下アメリカ政府のCTOを務めた Megan Smith とも再会できました。(彼女のことを知らない方は、ぜひ General Magic the Movie をご覧ください) 変化と言えば、会社にノートPCを持ち込まなくなりました。Galaxy Z Fold7 と XREAL One Pro で仕事しています。小さいスリングバッグだけ、あるいはバッグすら持たずに通勤できて快適です。まだノートPCも時々併用しますが、そのうち、本当にPCが必要な人以外はこんな...

Ingress Advent Calendar 2024 に関して

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本当に申し訳ありません、Advent Calendarで自分の番の締め切りに間に合いませんでした。 10周年の時に、 自分の関わってきたIngressのこれまでの歴史 には触れてしまったし、今年は函館アノマリーに参加できて、その思い出が強烈でしたが、これは中島が 素晴らしいポスト をしていて。Razaは、頭のネジがぶっ飛んでる 暗号みたいなポスト をしてるし、自分にはなにができるだろうか、と考えているうちに、いろいろなことが発生して失念、ついにクリスマスになってしまいました。引き受けておきながら大変申し訳ありません。 そして、こう思うのです。 転んでも立ち上がる。予想外の事態が起こってしまっても、失敗してしまっても、逆にそれを活かして何ができるかを考える。トラブルを乗り越えて、数々の作戦を成功させてきたエージェントたちの姿に自分はいつも驚かされてきたのではないか、と。 逆転の発想だ。クリスマス、つまり最終日になってしまったからこそ、できることはないだろうか。 ありました。 それは、Advent Calendarを書いてくれた皆さんの投稿をぜんぶ読める、ということです。 そこで、すべてに目を通しました。そして、これまでの感謝を込めて、印象に残った投稿に感想を添えてまとめようと思いました。 2024年のIngress & Wayfererのアドベントカレンダーに寄稿された、素晴らしいポストの数々 Ingress & Wayfarer(その1) Advent Calendar 2024 - Adventar Ingress & Wayfarer(その2) Advent Calendar 2024 - Adventar Ingress & Wayfarer(その3) Advent Calendar 2024 - Adventar まず、初日の、12/1 うにたろうunitarocomさんの 「Epiphany Night」詳細記録:2024年3月8日に都内某所で行われたXM Sensitiveの集い から始めたいと思います。 セーフハウスで人知れず開かれたエージェントの集いの記録。僕もたまたま日本出張中で、飛び込みで参加させてもらいました。雑居ビルのドアを開けたら、メイドさんはいるし、まるでポータルの向こう側のような別世界でした。濃すぎるク...

Ingress の10周年を振り返って

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  Ingressが今年10周年を迎えました。 それに伴い、Advent Calendar へのお誘いをいただいたので、この場を借りて個人的に思い出深い記憶を振り返ってみたいと思います。 近年エージェントになった方は、かつてはそんなこともあったのか、と楽しんでいただけたらと思います。 僕目線なのですべてはカバーできていませんが、お許しください。 僕がNianticにデザイナーとして加わったのは2013年。 東京、六本木のミートアップ Ingressはベータテスト終了に向けて動いている頃でした。当時、日本人は僕一人。日本のユーザーの声を直接聞こうと日本に飛び、最初に主催したミートアップイベントは2013年、大阪と六本木でした。緑と青のカクテルを作ってもらい、ジョンが自分で撮影したビデオメッセージを持参していったんです。こんなビデオでした。先日、あまりの懐かしさにジョンにこのビデオを見せたら、「Who’s that guy. (この男は誰だ)」と返ってきました(笑)。 2014年の3月、京都バーストオペレーションは、はじめて一人でホストしました。 ロサンゼルスからブライアン・ローズに「大丈夫だ!」と励まされながら。 この写真に写っているのが参加者のほぼすべて。この頃のイベントは数十人くらいでした。このときはイベントの予算がだいたい6万円($500)くらいだったと記憶してます。アフターパーティーは喫茶店の貸し会議室。和気あいあいでした。 京都バーストオペレーションは26人…! その年の5月に東日本大震災のあった石巻でのミートアップをGoogleの復興支援プロジェクトの一貫として開催。ジョンも来日して「がんばろう石巻」の前で黙祷を捧げました。 がんばろう石巻の前で黙祷を捧げるジョン 震災で失われた建物をポータルとして蘇らせた「キオクのポータル」や、津波に耐えた石巻のサン・ファン・バウティスタ号と、かつて辿り着いたカリフォルニア州のメンドシノ岬をリンクでもう一度つなぐ試みをしたり。80人ものエージェントが石巻を訪れてくれたのは本当に嬉しかった。後のNianticとしての継続的な被災地支援につながりました。 震災で流された施設をポータルで思い出す アメリカのメンドシノ岬と 石巻のサン・ファン・バウティスタ号を 400年の時を超えて再びつないだ! 石巻まで来てくれたエージ...

About

川島 優志 Masashi Kawashima

米Niantic Spatial Inc. 副社長。 Googleを経てNianticに参画し、『Ingress』のUXデザインや 『ポケモンGO』プロジェクトの立ち上げに携わる。