12月19日、弊社中島から下のようなメッセージが入りました。
本当に申し訳ありません、Advent Calendarで自分の番の締め切りに間に合いませんでした。
10周年の時に、自分の関わってきたIngressのこれまでの歴史には触れてしまったし、今年は函館アノマリーに参加できて、その思い出が強烈でしたが、これは中島が素晴らしいポストをしていて。Razaは、頭のネジがぶっ飛んでる暗号みたいなポストをしてるし、自分にはなにができるだろうか、と考えているうちに、いろいろなことが発生して失念、ついにクリスマスになってしまいました。引き受けておきながら大変申し訳ありません。
そして、こう思うのです。
転んでも立ち上がる。予想外の事態が起こってしまっても、失敗してしまっても、逆にそれを活かして何ができるかを考える。トラブルを乗り越えて、数々の作戦を成功させてきたエージェントたちの姿に自分はいつも驚かされてきたのではないか、と。
逆転の発想だ。クリスマス、つまり最終日になってしまったからこそ、できることはないだろうか。
ありました。
それは、Advent Calendarを書いてくれた皆さんの投稿をぜんぶ読める、ということです。
そこで、すべてに目を通しました。そして、これまでの感謝を込めて、印象に残った投稿に感想を添えてまとめようと思いました。
2024年のIngress & Wayfererのアドベントカレンダーに寄稿された、素晴らしいポストの数々
Ingress & Wayfarer(その1) Advent Calendar 2024 - Adventar
Ingress & Wayfarer(その2) Advent Calendar 2024 - Adventar
Ingress & Wayfarer(その3) Advent Calendar 2024 - Adventar
まず、初日の、12/1 うにたろうunitarocomさんの
「Epiphany Night」詳細記録:2024年3月8日に都内某所で行われたXM Sensitiveの集い から始めたいと思います。
セーフハウスで人知れず開かれたエージェントの集いの記録。僕もたまたま日本出張中で、飛び込みで参加させてもらいました。雑居ビルのドアを開けたら、メイドさんはいるし、まるでポータルの向こう側のような別世界でした。濃すぎるクイズ大会も楽しかったです。久々に懐かしい古参の面々に会えて、濃すぎるXMに晒された、啓示の夜でした。ありがとうございました。
Ingressとは関係があるようなないような、人生のあれやこれやを書いてくれた投稿の数々も、心にのこるものばかりでした。
12/8のAyoca K さんの IngressとInugressと。Ingressと同い年の愛犬との長年にわたる旅(散歩)の記録。最高です。12年、犬と歩く。うるっと来ました。IngressとInugress、相性は最高だと僕も思います! 12/10のabsolute119966 さんの、黒猫子育て奮闘記-育児休業は積極的に取れ- も素晴らしいポストでした。僕も子どもがいて、育休もとったのでとてもよくわかります。12/18 のあおいこめさん、子どもと行く!XMアノマリー!! も、子育ての話。自分の子どもと初めて飛行機に乗った時のことを思い出しました。いつか、ぜひお子さんも立派なエージェントに…! 12/24の、栗田樹 さんの、大鉱物〜緑と青と、時々紅〜も、まったく毛色が違っていて鉱物がテーマ。物質が、力と熱によってこんなふうに輝くのか、という驚きは、ちょっとIngressにも通じる気がします。こんな切り口のポストが見れるのも、Ingressならではなのかもしれませんね。
12/4 ささけんさんの、AGが能登半島ボランティアに行ってきた話にも、感動しました。自ら避難所の炊き出しなどに、5日間参加した体験記。段ボールベッドに寝ながら、実際にその場へ行かなければわからないことが記されていて、勉強になりました。
ささけんさんは、もうひとつ、非公式Ingress痛車2024 も投稿されていて、相変わらずのクリエイティビティに驚愕でした。GTって痛車も走らせられるんですね。NL-1331市電のリアル再現(トミカ)もとても欲しくなりました。Ingressの魅力は、エージェントの創り出すSwagにもあると僕は個人的に思います。12/7の、mohri chanさんの swagとモノづくりのはざまで。はそんなSwag作りへの気持ちが伝わるポストでした。「なんとか作業を終え、みなさんの手へを渡った瞬間の感動今でも忘れることができません」。僕自身、数々の手作りのSwag に励まされ、驚かされ、感動させられ続けてきました。12/15 Pocotyさんの、【INGRESS】アノマリーチームの衣装の話 ではチームユニフォームの裏話も興味深く読ませていただきました。いつもセンスいいし、楽しいだけじゃなくて、思い出にも残りますね!
Ingressとは旅、でもあります。旅をテーマにしたポストもたくさんありました。おもしろかったのは、12/5のKatsutoshi Akagi さんの ご当地検定の話を書いた 。こんな検定があるのか、と勉強になりました。Ingressを通して地域に親しむと、XMの力で検定問題も解けるようになるんですね! また、12/12のはりぽさんの 初めての土地では○○と○○に行くべし も、素晴らしい教えに目からウロコでした。言われてみればたしかにそこへ行ってみるといいですよね。 Ingressが海外へ行くきっかけになったという人もたくさんいます。12/8の、minakuchiyaさんの Ingress的アナザースカイの話 。台南アノマリーのレポート。『旅行自体がAnomaly(非日常)』『旅先で実際に「見る、食べる、感じられる」ことを実感しました。若い時は「旅行なんてお金使っても手元に何も残らないじゃん」なんて思ってましたが、まあ行ってみるといいもんですね。』実際にその場所へ行って、現地を味わう、ということを通して、自分も変わっていくんですよね。そして、自分が行くと、向こうも来てくれる。
12/21の below678 さんの、中国のエージェントさん達に混ざって北京からグリーンランドにリンクを引いた話 。これも感動しました。中国への一人旅、大冒険、そして交流の記録です。素晴らしい写真の数々も必見。素晴らしい投稿をありがとうございました。!
below678 さんは、我は如何にして茶沼に入り頒布会でお茶を提供するに至ったのか。で中国茶に関しての投稿もしてくれていました。函館の頒布会で、僕もお茶ごちそうになりました。とてもおいしかったですし、お茶をいれる佇まいもとてもよかったです。
いろんなところにいって、そこで飲んだり、食べたりすることも Ingress の楽しみの一つだと、皆さんの投稿は教えてくれます。
Toufu 40 さんの、とうふ一周物語 。ほっこりしました。レシピを片手に行ったことも食べた事もない国へ旅する、、旅するごはん…、今や地球を1.5周、素晴らしいです!
12/22のMaroDanSan さんの In活メシ…とわたしの2024 。これを読んでいる時はちょうどお腹がすいていたので、一気に空腹が加速しました(笑)。おいしそうで、ぜんぶ食べたくなる。みなさん、お腹が減っている時に、この投稿を見ては絶対にいけませんよ! 12/18
viridis cattus さんの、Ingressをはじめたきっかけと、今年1年のできごとも、途中まではいいポストだな…、と思ったら、飯テロでした。旅に出かけたくなって、お腹が減りました! そして、食べると当然太ってしまいますが、そんなときに役立ちそうだったのが、週間 Ingress Japan の Snwapple さんの、イングレス&あすけんで20kg痩せた!イングレス&あすけんは痩せるアプリです。最近は息子からも腹をぷにぷにされる日々の自分には、めちゃくちゃ参考になりました。来年こそは、シックスパックを目指して頑張ろうと思いました…!
12/19 からは 函館アノマリーのPoCの方々の連投が続きました。
エンライテンドからは、Rain-a Nashidsuki さんの Shared Memories HAKODATEを思う。まず文章がうまい…!心から書いているのが伝わってきました。読んで良かった。「僕達は100日後にアノマリーを開催するPoC、、、」に笑わせてもらいました。素晴らしいアノマリーを本当にありがとうございました。
翌日の続編では函館ミッションデイと頒布会にかんしても触れられていました。
また、エンライテンドのもう一人のPoC、rabbit78jp さんが、函館回顧録~PoCsへの感謝を込めて~ を投稿。PoC全員が顔を合わせたのは当日が初めてだったんですね。リモートでこれだけの難しい調整や計画を成し遂げたというのは、本当に大変なことだったろうと思います。
レジスタンスのPoCをつとめた nuko donさんの 試される大地と10周年 では、北海道の広さをあらためて感じました。函館に行くことができて本当によかったです。risety さんの、函館の方から来ました も長年の思いが伝わってきて、ぐっときました。「XM出てないところでAnomalyしたくない」の一言にも考えさせられました…!
函館アノマリーPoCの方々が、心を尽くして充実のアノマリーを作り上げてくれたことに、あらためて、心より感謝します。
函館ミッションデイに関しては、作者の、yantensh res さんの、MD函館のこととか - とあるミッショニストのまったりな日常。も。ミッションも素晴らしかったです。色々なところに足を運んで、楽しませていただきました。ありがとうございました…!
また、今年のハイライトの一つに長野でのセル戦があったというのも、12/1 Reiさんの 2024.8 PA01-ALPHA-14 備えよ常に(Be Prepared)を通して感じさせてもらいました。
175時間にわたり、逆転に次ぐ逆転で、最終的には引き分けに終わった壮絶な長野セル戦の記録。総走行距離、約3000kmとは(日本列島のサイズ)…。驚愕です。10年前の戦いの動画もありました。この戦いの記録は、12/17に、スパイラルさんも、すみませんAG舐めてました。 でレポートが。長野が主戦場なのに日本全体を囲むフィールドまで現れるとは、本当にすごい。最後の陣営を超えた握手の写真が素晴らしかったです。
Ingress はストーリーも魅力の一つですが、12/13 の、miu2mii さんの、XMの物語、大作をありがとうございます…! 深く物語を読み込んで楽しんで、それをたくさんの人と共有してくださって本当にいつも感謝しています。Ingressのストーリーを長年作り上げきた立役者の一人、Razaも今回12/6に招待されていて、なにを書くのかと思ってたんですが、とんでもない暗号ポストを書いてきました。これ、読める人なんているのか、と。そうしたらいるんですね…、4日後にもう、しーなさんが解読ポストを。驚きです。素晴らしいです。
ストーリーだけでなく、Ingressはエージェントによる研究や情報共有にも支えられています。
12/5 ほげほげたろうさんの、Ingress Cheat Book Rev.5 、これはすごい…。神戸アノマリーでお会いして印刷したものもいただきましたが、詳細な研究に脱帽です。また、Agent Guide なんて本来なら公式がこういうのを作らないといけないと思うのですが、初心者にはきっと役に立つことでしょう。本当にありがとうございます。
12/9 ブイブイさんの、月刊イングレスを書いてみて。イングレスに関しての定期的な情報発信、ありがとうございます…! これからもよろしくお願いします!
また、ものすごいボリュームに圧倒されたのが、12/20の、absolute 119966 さんの、Ingress Primeとメンタルヘルス 。97500文字の大作です。様々な学術論文を引用しながら、Ingressが心身の健康に及ぼす影響を考察されています。
来年2月に開かれる横須賀アノマリー。横須賀市との関係はもう、10年前に遡ります。その歴史の舞台裏を書いてくれたのが、12/4のDropkix さんの 横須賀アノマリーとか10年前の話 。ミッションデイから始まった、横須賀市とNianticの長い長いつながりをつなぎ続けてきてくれていたDropkixさんの努力に、目頭が熱くなりました。長年、お世話になっております。横須賀アノマリー、本当に楽しみにしています。
また、12/3 IngressのディレクターのBrianが書いた、Once in a duodecade では、Ingressの今年の進捗と来年の抱負を語ってくれています。英語ですが、ぜひブラウザの日本語翻訳機能などで読んであげてもらえたら。彼は今年もIngressのために本当にがんばったと思います。
来年も様々な、予想もしないようなことが起こると思いますが、Ingressがいつまでも続くよう、どうか一緒に歩いてもらえたら嬉しいです。
2025年も、どうぞ、よろしくお願いします。
おまけ:Niantic社内の様子を少しだけ。
皆さんからもらったBioカードはこんなふうに飾られてます |
キッチンのテーブルにも! |
12周年の時には食堂で特製ケーキが振る舞われました。 |
函館にも訪れたテックアーティストのアレックス |
ロサンゼルスのIngressチームのオフィスの壁にはメンバーのサインが。これはジョン。 |
LAのIngressチーム(一部)のグループフォト。 |
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