2024/12/26

Ingress Advent Calendar 2024 に関して

 12月19日、弊社中島から下のようなメッセージが入りました。

本当に申し訳ありません、Advent Calendarで自分の番の締め切りに間に合いませんでした。

10周年の時に、自分の関わってきたIngressのこれまでの歴史には触れてしまったし、今年は函館アノマリーに参加できて、その思い出が強烈でしたが、これは中島が素晴らしいポストをしていて。Razaは、頭のネジがぶっ飛んでる暗号みたいなポストをしてるし、自分にはなにができるだろうか、と考えているうちに、いろいろなことが発生して失念、ついにクリスマスになってしまいました。引き受けておきながら大変申し訳ありません。


そして、こう思うのです。

転んでも立ち上がる。予想外の事態が起こってしまっても、失敗してしまっても、逆にそれを活かして何ができるかを考える。トラブルを乗り越えて、数々の作戦を成功させてきたエージェントたちの姿に自分はいつも驚かされてきたのではないか、と。

逆転の発想だ。クリスマス、つまり最終日になってしまったからこそ、できることはないだろうか。

ありました。

それは、Advent Calendarを書いてくれた皆さんの投稿をぜんぶ読める、ということです。

そこで、すべてに目を通しました。そして、これまでの感謝を込めて、印象に残った投稿に感想を添えてまとめようと思いました。


2024年のIngress & Wayfererのアドベントカレンダーに寄稿された、素晴らしいポストの数々

Ingress & Wayfarer(その1) Advent Calendar 2024 - Adventar

Ingress & Wayfarer(その2) Advent Calendar 2024 - Adventar

Ingress & Wayfarer(その3) Advent Calendar 2024 - Adventar


まず、初日の、12/1 うにたろうunitarocomさんの

「Epiphany Night」詳細記録:2024年3月8日に都内某所で行われたXM Sensitiveの集い から始めたいと思います。

セーフハウスで人知れず開かれたエージェントの集いの記録。僕もたまたま日本出張中で、飛び込みで参加させてもらいました。雑居ビルのドアを開けたら、メイドさんはいるし、まるでポータルの向こう側のような別世界でした。濃すぎるクイズ大会も楽しかったです。久々に懐かしい古参の面々に会えて、濃すぎるXMに晒された、啓示の夜でした。ありがとうございました。


Ingressとは関係があるようなないような、人生のあれやこれやを書いてくれた投稿の数々も、心にのこるものばかりでした。

12/8のAyoca K さんの IngressとInugressと。Ingressと同い年の愛犬との長年にわたる旅(散歩)の記録。最高です。12年、犬と歩く。うるっと来ました。IngressとInugress、相性は最高だと僕も思います! 12/10のabsolute119966 さんの、黒猫子育て奮闘記-育児休業は積極的に取れ- も素晴らしいポストでした。僕も子どもがいて、育休もとったのでとてもよくわかります。12/18 のあおいこめさん、子どもと行く!XMアノマリー!! も、子育ての話。自分の子どもと初めて飛行機に乗った時のことを思い出しました。いつか、ぜひお子さんも立派なエージェントに…! 12/24の、栗田樹 さんの、大鉱物〜緑と青と、時々紅〜も、まったく毛色が違っていて鉱物がテーマ。物質が、力と熱によってこんなふうに輝くのか、という驚きは、ちょっとIngressにも通じる気がします。こんな切り口のポストが見れるのも、Ingressならではなのかもしれませんね。

12/4 ささけんさんの、AGが能登半島ボランティアに行ってきた話にも、感動しました。自ら避難所の炊き出しなどに、5日間参加した体験記。段ボールベッドに寝ながら、実際にその場へ行かなければわからないことが記されていて、勉強になりました。
ささけんさんは、もうひとつ、非公式Ingress痛車2024 も投稿されていて、相変わらずのクリエイティビティに驚愕でした。GTって痛車も走らせられるんですね。NL-1331市電のリアル再現(トミカ)もとても欲しくなりました。Ingressの魅力は、エージェントの創り出すSwagにもあると僕は個人的に思います。12/7の、mohri chanさんの swagとモノづくりのはざまで。はそんなSwag作りへの気持ちが伝わるポストでした。「なんとか作業を終え、みなさんの手へを渡った瞬間の感動今でも忘れることができません」。僕自身、数々の手作りのSwag に励まされ、驚かされ、感動させられ続けてきました。12/15 Pocotyさんの、【INGRESS】アノマリーチームの衣装の話 ではチームユニフォームの裏話も興味深く読ませていただきました。いつもセンスいいし、楽しいだけじゃなくて、思い出にも残りますね!


Ingressとは旅、でもあります。旅をテーマにしたポストもたくさんありました。おもしろかったのは、12/5のKatsutoshi Akagi さんの ご当地検定の話を書いた 。こんな検定があるのか、と勉強になりました。Ingressを通して地域に親しむと、XMの力で検定問題も解けるようになるんですね! また、12/12のはりぽさんの 初めての土地では○○と○○に行くべし も、素晴らしい教えに目からウロコでした。言われてみればたしかにそこへ行ってみるといいですよね。 Ingressが海外へ行くきっかけになったという人もたくさんいます。12/8の、minakuchiyaさんの Ingress的アナザースカイの話 。台南アノマリーのレポート。『旅行自体がAnomaly(非日常)』『旅先で実際に「見る、食べる、感じられる」ことを実感しました。若い時は「旅行なんてお金使っても手元に何も残らないじゃん」なんて思ってましたが、まあ行ってみるといいもんですね。』実際にその場所へ行って、現地を味わう、ということを通して、自分も変わっていくんですよね。そして、自分が行くと、向こうも来てくれる。

12/21の below678 さんの、中国のエージェントさん達に混ざって北京からグリーンランドにリンクを引いた話 。これも感動しました。中国への一人旅、大冒険、そして交流の記録です。素晴らしい写真の数々も必見。素晴らしい投稿をありがとうございました。!

below678 さんは、我は如何にして茶沼に入り頒布会でお茶を提供するに至ったのか。で中国茶に関しての投稿もしてくれていました。函館の頒布会で、僕もお茶ごちそうになりました。とてもおいしかったですし、お茶をいれる佇まいもとてもよかったです。


いろんなところにいって、そこで飲んだり、食べたりすることも Ingress の楽しみの一つだと、皆さんの投稿は教えてくれます。

Toufu 40 さんの、とうふ一周物語 。ほっこりしました。レシピを片手に行ったことも食べた事もない国へ旅する、、旅するごはん…、今や地球を1.5周、素晴らしいです!

12/22のMaroDanSan さんの In活メシ…とわたしの2024 。これを読んでいる時はちょうどお腹がすいていたので、一気に空腹が加速しました(笑)。おいしそうで、ぜんぶ食べたくなる。みなさん、お腹が減っている時に、この投稿を見ては絶対にいけませんよ! 12/18 

viridis cattus さんの、Ingressをはじめたきっかけと、今年1年のできごとも、途中まではいいポストだな…、と思ったら、飯テロでした。旅に出かけたくなって、お腹が減りました! そして、食べると当然太ってしまいますが、そんなときに役立ちそうだったのが、週間 Ingress Japan の Snwapple さんの、イングレス&あすけんで20kg痩せた!イングレス&あすけんは痩せるアプリです。最近は息子からも腹をぷにぷにされる日々の自分には、めちゃくちゃ参考になりました。来年こそは、シックスパックを目指して頑張ろうと思いました…!


12/19 からは 函館アノマリーのPoCの方々の連投が続きました。

エンライテンドからは、Rain-a Nashidsuki さんの Shared Memories HAKODATEを思う。まず文章がうまい…!心から書いているのが伝わってきました。読んで良かった。「僕達は100日後にアノマリーを開催するPoC、、、」に笑わせてもらいました。素晴らしいアノマリーを本当にありがとうございました。

翌日の続編では函館ミッションデイと頒布会にかんしても触れられていました。

また、エンライテンドのもう一人のPoC、rabbit78jp さんが、函館回顧録~PoCsへの感謝を込めて~ を投稿。PoC全員が顔を合わせたのは当日が初めてだったんですね。リモートでこれだけの難しい調整や計画を成し遂げたというのは、本当に大変なことだったろうと思います。

レジスタンスのPoCをつとめた nuko donさんの 試される大地と10周年 では、北海道の広さをあらためて感じました。函館に行くことができて本当によかったです。risety さんの、函館の方から来ました も長年の思いが伝わってきて、ぐっときました。「XM出てないところでAnomalyしたくない」の一言にも考えさせられました…!

函館アノマリーPoCの方々が、心を尽くして充実のアノマリーを作り上げてくれたことに、あらためて、心より感謝します。


函館ミッションデイに関しては、作者の、yantensh res さんの、MD函館のこととか - とあるミッショニストのまったりな日常。も。ミッションも素晴らしかったです。色々なところに足を運んで、楽しませていただきました。ありがとうございました…!


また、今年のハイライトの一つに長野でのセル戦があったというのも、12/1 Reiさんの 2024.8 PA01-ALPHA-14 備えよ常に(Be Prepared)を通して感じさせてもらいました。
175時間にわたり、逆転に次ぐ逆転で、最終的には引き分けに終わった壮絶な長野セル戦の記録。総走行距離、約3000kmとは(日本列島のサイズ)…。驚愕です。10年前の戦いの動画もありました。この戦いの記録は、12/17に、スパイラルさんも、すみませんAG舐めてました。 でレポートが。長野が主戦場なのに日本全体を囲むフィールドまで現れるとは、本当にすごい。最後の陣営を超えた握手の写真が素晴らしかったです。


Ingress はストーリーも魅力の一つですが、12/13 の、miu2mii さんの、XMの物語、大作をありがとうございます…! 深く物語を読み込んで楽しんで、それをたくさんの人と共有してくださって本当にいつも感謝しています。Ingressのストーリーを長年作り上げきた立役者の一人、Razaも今回12/6に招待されていて、なにを書くのかと思ってたんですが、とんでもない暗号ポストを書いてきました。これ、読める人なんているのか、と。そうしたらいるんですね…、4日後にもう、しーなさんが解読ポストを。驚きです。素晴らしいです。

ストーリーだけでなく、Ingressはエージェントによる研究や情報共有にも支えられています。

12/5 ほげほげたろうさんの、Ingress Cheat Book Rev.5 、これはすごい…。神戸アノマリーでお会いして印刷したものもいただきましたが、詳細な研究に脱帽です。また、Agent Guide なんて本来なら公式がこういうのを作らないといけないと思うのですが、初心者にはきっと役に立つことでしょう。本当にありがとうございます。

12/9 ブイブイさんの、月刊イングレスを書いてみて。イングレスに関しての定期的な情報発信、ありがとうございます…! これからもよろしくお願いします!

また、ものすごいボリュームに圧倒されたのが、12/20の、absolute 119966 さんの、Ingress Primeとメンタルヘルス 。97500文字の大作です。様々な学術論文を引用しながら、Ingressが心身の健康に及ぼす影響を考察されています。

来年2月に開かれる横須賀アノマリー。横須賀市との関係はもう、10年前に遡ります。その歴史の舞台裏を書いてくれたのが、12/4のDropkix さんの 横須賀アノマリーとか10年前の話 。ミッションデイから始まった、横須賀市とNianticの長い長いつながりをつなぎ続けてきてくれていたDropkixさんの努力に、目頭が熱くなりました。長年、お世話になっております。横須賀アノマリー、本当に楽しみにしています。


また、12/3 IngressのディレクターのBrianが書いた、Once in a duodecade では、Ingressの今年の進捗と来年の抱負を語ってくれています。英語ですが、ぜひブラウザの日本語翻訳機能などで読んであげてもらえたら。彼は今年もIngressのために本当にがんばったと思います。


来年も様々な、予想もしないようなことが起こると思いますが、Ingressがいつまでも続くよう、どうか一緒に歩いてもらえたら嬉しいです。

2025年も、どうぞ、よろしくお願いします。



おまけ:Niantic社内の様子を少しだけ。


皆さんからもらったBioカードはこんなふうに飾られてます

キッチンのテーブルにも!


12周年の時には食堂で特製ケーキが振る舞われました。

函館にも訪れたテックアーティストのアレックス

ロサンゼルスのIngressチームのオフィスの壁にはメンバーのサインが。これはジョン。

LAのIngressチーム(一部)のグループフォト。



2022/12/14

Ingress の10周年を振り返って

 Ingressが今年10周年を迎えました。

それに伴い、Advent Calendar へのお誘いをいただいたので、この場を借りて個人的に思い出深い記憶を振り返ってみたいと思います。

近年エージェントになった方は、かつてはそんなこともあったのか、と楽しんでいただけたらと思います。

僕目線なのですべてはカバーできていませんが、お許しください。

僕がNianticにデザイナーとして加わったのは2013年。

東京、六本木のミートアップ

Ingressはベータテスト終了に向けて動いている頃でした。当時、日本人は僕一人。日本のユーザーの声を直接聞こうと日本に飛び、最初に主催したミートアップイベントは2013年、大阪と六本木でした。緑と青のカクテルを作ってもらい、ジョンが自分で撮影したビデオメッセージを持参していったんです。こんなビデオでした。先日、あまりの懐かしさにジョンにこのビデオを見せたら、「Who’s that guy. (この男は誰だ)」と返ってきました(笑)。


2014年の3月、京都バーストオペレーションは、はじめて一人でホストしました。ロサンゼルスからブライアン・ローズに「大丈夫だ!」と励まされながら。この写真に写っているのが参加者のほぼすべて。この頃のイベントは数十人くらいでした。このときはイベントの予算がだいたい6万円($500)くらいだったと記憶してます。アフターパーティーは喫茶店の貸し会議室。和気あいあいでした。


京都バーストオペレーションは26人…!

その年の5月に東日本大震災のあった石巻でのミートアップをGoogleの復興支援プロジェクトの一貫として開催。ジョンも来日して「がんばろう石巻」の前で黙祷を捧げました。

がんばろう石巻の前で黙祷を捧げるジョン

震災で失われた建物をポータルとして蘇らせた「キオクのポータル」や、津波に耐えた石巻のサン・ファン・バウティスタ号と、かつて辿り着いたカリフォルニア州のメンドシノ岬をリンクでもう一度つなぐ試みをしたり。80人ものエージェントが石巻を訪れてくれたのは本当に嬉しかった。後のNianticとしての継続的な被災地支援につながりました。

震災で流された施設をポータルで思い出す


アメリカのメンドシノ岬と

石巻のサン・ファン・バウティスタ号を

400年の時を超えて再びつないだ!
石巻まで来てくれたエージェントたち




その年の12月の東京アノマリーは参加者は、iOS版がサービス開始されたことで、なんと参加者5600人に膨れ上がりました。日本列島を沈める巨大なコントロールフィールドが形成され、真緑に染まったスキャナに、再び来日したジョンとバグじゃないかと新橋駅で驚愕したのがよい思い出です。このエンライテンドのフィールドを壊すために、雪の襟裳岬へと走ったレジスタンスのエージェントも英雄でしたね。

日本を覆ったコントロールフィールド

エージェントだった真鍋大度さんがDJやVJをしてくれたり、ローソンが公式パートナーとして参加してくれて、からあげくんを賞品にできたり。半年前とは何もかもが様変わり。

自分のスピーカーを担いでDJに来てくれたエージェントdaitomatiks

ステージで5000人を前にして、感極まって一瞬固まってしまったのを今でも憶えています。

ダルサナ東京アノマリーに来てくれた5600人


この年、忘れられないイベントのもう一つは、Ingressがメディア芸術祭で大賞を受賞したこと。ゲームとしては、Wii Sports以来の快挙でした。オリジナルのパワーキューブを作って、真鍋大度さん率いるライゾマティクスの皆さんとインタラクティブな展示を作り上げました。

メディア芸術祭大賞を受賞して作られた展示

翌年の2015年3月、再び京都へ。昨年26人だったとはとても思えない、6000人の行列に朝から圧倒され、待たせる申し訳無さにジョンとカードを配って回りました。桜の花の下で、ジョンが「まるで夢を見ているようだ…」とつぶやいてました。門川大作京都市長がセレモニーに来てスピーチをしてくれたり…立派なステージショーが展開されたり。昨年の今ころは、喫茶店2階の貸し会議室で済んだイベントが、6000人収容できる国立京都国際会館に…。

一年前の26人から、6000人超へ…!
ジョンも嬉しくてノリノリ


この年、ナイアンティックはグーグルから独立。会議室2つだけの、小さいけれども楽しい新オフィスへ移りました。

エージェントから届いたバイオカードで埋め尽くされた新オフィスの壁

新しいオフィスで、エージェントから届いたバイオカードを並べるジョン

僕はタイトルがアジア統括となって、日本だけでなく、台湾や韓国のイベントにも力を入れました。地震で傷ついた台南でイベントを開いたときは、次期大統領候補と言われる市長もスピーチに来てくれました。台湾から日本へ、エージェントたちが行き来していました。僕は日本を出て、外国で生きてきたので、国や言語を超えることの難しさも素晴らしさも体験してきました。エージェントが国境を超えて協力し、不可能に思える偉業を成し遂げていく姿に、ものすごく感動したのを覚えています。


台南地震への祈りを込めて現地で作られた折り鶴のフィールドアート
台南市で行われたアノマリー
新台北市で行われたアノマリー
香港で行われたアノマリー


エージェントが作ってくれた素晴らしいオリジナルグッズの数々も深く記憶に残っています。イベントに行くと数え切れないほどのとてつもない創造力に溢れたグッズに囲まれ、本当に幸せでした。仕事場のデスクはいただいたグッズで埋め尽くされました。同人誌もコミケにまで馳せ参じて買えるものは全部集めていたと思います。自分の切手やスタンプまで作られていたのにも驚きました。


エージェントが作りあげたグッズでいっぱいのデスク

同人誌もたくさん買いました


アノマリーのあとの戦利品がもう並べきれない


自分やジョンの切手まで作られて驚いた…

2016年、東京で再びアノマリーが開かれ、この時お台場に集まったのは15000人。パートナーの伊藤園さんはIngress自販機を作ってしまい、WillerさんはIngressバスを現地に運び、フジテレビの壁面は緑に染まり、日本科学未来館の地球儀にコントロールフィールドが投影されました。もうなにがなんだか夢のようでした。GORUCKイベントも、もう理解が及ばないほどで、その熱さに驚かされました。

15000人が集結したお台場、Aesis Nova アノマリー


2017年、富士急ハイランドを貸し切ってのエージェントオリンピアード。ニコニコ生放送のディレクターさんがハードコアエージェントで、見事な生放送を実現してくれました。全国から選ばれたエージェントたちの激しい戦いは凄まじかったですね。アメリカから駆けつけたストーリー作者でありゲームデザイナーのラザがリアルタイムで色々仕掛けていくのも見応えがありました。僕の誕生日と重なって、会場でサプライズのハッピーバースデーセレブレーションがあって、生中継のニコニコ動画の弾幕でみなさんにも祝ってもらったのがこそばゆい思い出です。

イベント中にサプライズで誕生日祝を…涙

2018年には、なんとIngressのアニメも公開されました。フジテレビ、Netflixさんとのパートナーシップで実現したフルCGのアニメは、スタジオで声優さんの収録にも参加させていただいたり、得難い体験ができました。オープニングとエンディングは、ジョンが気に入って直接交渉したイギリスのAlt-J。特にエンディングは、担当してくれたデザイナーもエージェントでものすごい愛のこもっためちゃかっこいい出来栄えなので、全エージェントに見てほしい…。未視聴の方はぜひNetflixで御覧ください。そしてADAの声優、緒方恵美さんはプロモーションでもすごくて、キヅナアイさんとのコラボはトラッカーまで背負って…エージェントとしても経験豊富なだけにものすごくIngressへの愛を感じました。




ミッションデーも日本各地、世界各地で展開され続け、エージェントの皆さんの自治体や商店街を巻き込む力、地元への愛情、に感銘を受けてきました。独創的なミッションメダルの数々は、本当に素晴らしくて、今も驚かされ続けています。聖★おにいさんの作者の中村光さんがエージェントだったことで、作品の中でも紹介されたりした縁で、大日本印刷さんとのパートナーシップを通して実現した、聖★おにいさんコラボミッションも嬉しかった…。ミッションの文化は素晴らしくて、Ingressの中だけなの、本当にもったいないと思っていて、なんとかできないかと思っていますので、もしなにか動きを起こせたら、ぜひその時はご協力ください!

福岡ミッションデーは雪嵐の中だった…!


2019年、世界はCOVID-19によるパンデミックに突入しました。けれど、オンラインで、エージェントたちは交流を続け、工夫を重ねていました。オンラインのIngress First Saturdayに参加して、みんなで集合写真をとる。自分も参加してみて思いましたが、どんな状況でも人がつながり、楽しむ道を見つけ出す。そして、それが未来につながっていく。エージェントに学ばされました。


2022年、10周年を迎える年、ロサンゼルスで数年ぶりに行われたリアルアノマリーに参加しました。エージェントたちの戦いに久しぶりに参加でき、ブライアン・ローズと二人で肩を組んだ時は、こんな時がまた来るなんて、と思いました。


ブライアンとロサンゼルスで


そして、自分の生まれ育った横浜の地でも数年ぶりにアノマリーが開かれる、心から楽しみにしていた矢先、新型コロナ陽性反応が出てしまい、皆さんと会うのは先延ばしになってしまいました。

横浜の地で、皆さんがまた新しい歴史を作り、頒布会を楽しんでいるのを見て、アメリカで一人地団駄を踏んでいました。でも、それよりも、SNSに流れてくる、久しぶりのアノマリーを楽しむ皆さんの笑顔や楽しそうなメッセージを読むのが、本当に嬉しくて、画面を見ながらニコニコしていました。


よかった、本当に、よかった。


今まで、続けてくれて本当にありがとう。

新しく、始めてくれて、本当にありがとう。


Ingressが今も続いているのは、皆さんの支えがあってこそです。

どうかこれからも、Ingressがずっと続いていけるように、サポートしてもらえたら嬉しいです。


こうして振り返ると、この10年のあいだに、数え切れないドラマが生まれてきました。

皆さんは自分の見ている世界を変え、新しい世界を作り上げてきたんだと思います。

そしてその旅は、これからも続いていきます。

ジョンも、Ingressのこれからを話している時はとても楽しそうなんですよ。

ぜひ、これからも、皆さんと一緒に歩いていけたらと願っています。


感謝と、尊敬を込めて